デザイナーズの注文住宅とは何か基本的なことの解説

一般に流布しているデザイナーズの注文住宅とは、実体のない言葉です。実体はないのに、一般の消費者の耳にはセンスの良い住宅のように聞こえるのがこの言葉のミソです。売り上げの拡大を目指す住宅メーカーや、新たな顧客獲得を目指す工務店は、この言葉に飛びつきました。住宅メーカーは、消費者に好まれそうなデザインをする設計士に標準設計を依頼し、商品として消費者に提供しました。工務店は会社のネーミングをモダンにし、デザイン性のある住宅を売り出しました。一般の消費者は言葉の印象と、軽快に見えるデザインだけでその住宅を支持し、一定の人気を博しました。本来、優れた設計を行う建築家はこの言葉を用いません。本来のデザインを理解しない業者によって、マーケティングのためだけに使われているのがこの言葉です。

人気のあるデザインと優れたデザインの違い

デザイナーズの注文住宅は一般の消費者には人気がありますが、プロの建築士には人気がありません。屋根勾配のない陸屋根や、庇の出がないことは、将来、雨漏りが予想されるからです。吹き抜けのあるリビングは、暖冷房の効率が悪く、地震に弱いことを知っているからです。一般の消費者はこの違いがわかりません。しかし、人気がなければ売れないのが住宅産業の現実でもあります。優れたデザインは、機能性や歴史的文脈を備えたものです。住宅は長い間使い続けるものなので、長期間の性能と評価が大切です。プロの設計士はその点を重視し、単にデザイン性が優れているだけの住宅を評価しません。住宅メーカーや一部の工務店は、本来の専門家の役割を放棄し、一時的に格好良く見える住宅の生産を行っています。

住宅における優れたデザインの考え方

建築において、機能面よりもデザインが優先される場合があります。代々木体育館はデザイン性に優れる屋根を持っています。オリンピックのシンボルとして、みごとな形態をつくっています。しかし、雨漏りが激しいので維持管理が大変です。それでも、モニュメントとしての役割は十分に果たしています。シドニーのオペラハウスは、オーストラリア一国のシンボルとして、優れた造形美を誇っています。しかし、西日の当る部屋はかなり暑くなり、利用面で問題が残ります。注文住宅に求められる機能は雨漏りがしないことや、断熱性が高いこと、耐震性が優れていることなどがあります。デザイン性が住宅にとって最も大切である場合において、デザイナーズの住宅は意味を持ちます。住宅にとって何が一番大切かの判断は、消費者に任されています。

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